
毎年春は河津桜を楽しんでいます。今年は去年に比べて相当遅かったのですが
3月に入り急に暖かくなる日が続きようやく満開の桜を見ることが出来ました。
さて 今回個人の方からご依頼を受けたのはジュラルミン製の花差しの研磨です。
代々お守りされているお墓の花差しが劣化しているので
何とか綺麗にならないだろうか?というご相談でした。
お墓の花差しは最近は一般的にステンレス製が多く、価格も安く出回っている印象でしたので
この機会に変えるという選択肢もある中、
「代々守ってきたこの花差しをこのままなんとか大事にしていきたい」という
ご依頼者様の熱い想いを受け
通常ではお断りしてしまう案件ですが引き受けさせて戴くこととなりました。
写真を撮り忘れてしまったのですが、お預かりしたときには表面の腐食が激しく
色も真っ黒な状態でした。中から染み出してくる黒点は最終的にはバフ研磨でも
取り切る限界があり鏡面仕上げというわけにはいきませんでしたが
ご依頼者様に「見違えた!!」と喜んでいただけたので良かったです。
今の時代、何でもかんでも便利になり、人の心も物も軽く扱い、または扱われる傾向
ありますよね。慣れちゃいけないなとふと気づかされました。有難うございます。
週末にはお彼岸です。ご依頼者様のご先祖様たちにも気に入ってもらえると
良いのですが・・。